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　境町の方言には、標準語では何とも表現できない心を伝えるにはぴったしの言葉、独特のイントネーションが沢山あり、言葉のぬくもりがじんわりと心に響くことが編集作業を通じてわかりました。今回は言葉のみの記載であり、イントネーションまでは載せることが出来ませんでしたが、小学校等でも取り組んでおられます「地域の文化を学ぼう」の趣旨からしても、また、後世に伝えるためにも、ＣＤ等に声で残さなければ正確には伝わらないと感じました。
　境町の方言は文化財産です。どうか家族団らんの場でこの冊子を開いて、その言葉が使われる場面を子供たちにお話いただき、言葉の持つニュアンス等を感じていただければと思います。

​（おらほのことばっこ　発刊にあたりより抜粋）